サクラギの覚え書き

日常のこと

デビュー20周年記念・生誕45周年記念・筋少アルバム再発記念 本城聡章楽曲祭り〜1989-2009

おいちゃん祭り、おいちゃん祭り……なんてステキな響きなのでしょうか!(゚∀゚)
〆切ギリになりましたが、参加させて頂きます! 
以下、長文です。

1、本城さん作曲の楽曲より、好きな曲5曲をお選び下さい。

『(新世代への啓示〜)その後or続き』
復活後の筋少用作曲正真正銘1曲目、そして「新人」でもおいちゃん曲一曲目! イントロのじわじわとした期待感、ホワ〜ンと開ける世界、そこにおいちゃんのアコギが入ってきて、聴いてるだけでニコニコしちゃう、めいっぱいの「幸せ感」が詰まった一曲。「トリフィド」は橘高さんが復活と再会の喜びを歌い上げた曲だと勝手に解釈してるんですが、こちらはおいちゃんなりの復活に対する嬉しさが素直に込められている曲だと思います。「ただいま! またヨロシク!」という言葉がメロディーから感じられるようです。好きだー!
『ドナドナ』
哀愁漂うメロディ、そしてなにより2:32からのヒートアップがとにかく凄い。エディと橘高さんのバトル&観客が行うドナドナコールの交互のレスポンスという作り上げ方が見事だと思います。復活後おいちゃんすげえ! まだまだ増し増しで進化されてると思った瞬間! イントロからヒートアップ前、ラスト〆までのおいちゃんギターのフレーズ&刻みも含めて、好きだー!
『心の折れたエンジェル』
最新曲ですね! 今回選びたい曲が多すぎて、シーズン2新録の中からはロシアン・ラブソング含め3曲からどれを選ぶか悩みましたが、この曲を。これも橘高さんギターソロ部分の作り方が大好きです。この不思議な高揚感。聞く度に地上から飛び立つボロボロの天使(達)の姿が脳内でビジュアライズされます。PV作りた(ry みんなで歌える正統派ゴリゴリロック、好きだー!
『ザジ、あんまり殺しちゃダメだよ』
比較的最近になってジワジワ来だしたおいちゃん曲の私的ダークホース。オーケンのギリギリの、ある種どうしようもないくらいの優しさ(だと思う)を唄う歌詞を、おいちゃんの優しいメロディが引き立てています。曲の流れとしては特に後半、最後のサビ前のところ、転調して広がっていく展開部分が好きです。暗い夜の中、目の前にきらきらと輝く道が開けたように壮大になる様は「空間演出」のおいちゃんメロならでは! いつかライブで聴きたいーみんなでクラップしたいー! 好きだー!
トゥルー・ロマンス
やっぱ最後はコレでしょう。 おいちゃんのハピネスミュージックとオーケンのもんのすごい歌詞との化学反応による物理の法則を越えた圧倒的な幸せオーラにつつまれた曲。何にも文句が言いようがないです。幸せしかないじゃないかこの曲には! 聞いたら条件反射でラブゾンビで手を振っちゃう。振りますよね? 詳しい語りはこちらの記事にてやってます。大好きだー! 
 

↓↓以下、案の定選びきれなかったので、特筆しておきたい番外3曲↓↓

  
【番外】レティクル座行超特急
レティクル座へ向かう列車を完璧にサウンド・シミュレーションしたつもりの曲」とはおいちゃんの言*1。警笛、列車の車輪のきしみ、唸り、真っ暗闇へと走り抜ける疾走感、機関車(と私はイメージしてるんですが)の鉄の重みまでが伝わってくる綿密かつ完璧な世界観。3:32の車輪の音、そして次曲蜘蛛の糸への繋ぎがたまらない。ああこの列車は全ての乗客を放り出し、そして何処まで走り抜けて行くんだろう? しかもこんなに、こんなにも猛スピードで……。おっとろしい曲なので敢えて番外としましたが、おいちゃんのサウンドメーカーとしての神髄が詰め込まれた名曲。好きだー!

【番外】暴いておやりよドルバッキー
ライブで外してもらいたくない曲No.1。カウントも、バッキーコールも、バッキーセリフの後で腕を突き上げるのも、だいすきー! もちろん、見逃せないのは間奏のギター2人の二重奏! 参加している側をあの手この手で踊らさせてくれて、曲の最後まで飽きさせない! ライブという空間の中で味わうおいちゃん曲では1番好きです!

【番外】ワインライダー・フォーエバ
これがもし筋少で演奏されていたら5曲の中に入れてました(UNDERGROUND SEARCHLIEだからこそ、の曲ですけどね)。おいちゃんの作り出すダンサブルでファンキーな空間と、それに乗るオーケンの歌詞と長尺語りがとにかく、好きー! おいちゃんがゲストだった、オーケン20周年ライブで演奏してくんないかなって、ちょっと期待してたんですが(笑)かけあいが楽しそうだからさ。何にしても、好きです。思い出深い一曲。
  

【総評】正直選びきれなかったです! 他の曲で5曲にかなり近いラインまで行ったのはサーチライト、カーネーション、ピアノ・デス・ピアノ、愛を撃ち殺せ!、機械、ベティー・ブルー、Find My Life、おもちゃやめぐり……でした。もちろん他の曲も大好きです。
筋少の曲は多くが曲先であるということを鑑みつつ、おいちゃん曲のリストを眺めると、オーケンの歌詞の中では優しい詩……というか、聴く人を楽しませたり、元気を出させて、勇気づけてくれるような歌詞が乗っている曲が多いような気がします。それもおいちゃんのメロディが紡ぎ出す世界観と、下地となっているご本人のお人柄がもたらしたものなのかなと思うのですが、いかがなものでしょうか?
余談ですが、私は「カーネーション・リインカネーション」のオーケンの語りで筋少にハマることとなりましたが、ということは、おいちゃんがこの曲を作っていらっしゃらなければ、オーケンの歌詞も語りも無かったし、私が筋少にハマることもなかったわけです! なんということでしょう! もう既に最初の最初っから……

2、ギタープレイ、パフォーマンス、その他好きなところ、お祝いのコメントなどありましたらどうぞ。

 アーティスト写真でお姿を拝見した当初は、なんとなく「怖そう……?」という印象を受けてしまいおどおどしていたんですけれど(失礼……ていうか思い返したらおいちゃんに限らず多かれ少なかれ全員そうだった記憶もあるんですがw)、実際に生で見たら、信じられないくらいはじけた例の「笑顔!」を振りまかれていて、びっくりすると共に心奪われてしまいました。ライブ中は、他のメンバーをどっしり支えながらも、弾ける所では弾けまくりの屈強かつワイルドなギターパフォーマンス、キレのあるカッティング。ニコニコと極上の笑顔を会場の隅々までもれなく撒きながら、合間合間には盛り上がりのツボを押さえたハードな煽り、そして一度受ければメロメロの客席へのごっついファンサービス。案の定すっかりメロメロになり、おいちゃんの作られた曲だということを意識しながら改めて楽曲群を聴いてみると、「カーネーション」みたいにハードな曲を作られたかと思えば、「生きてあげようかな」みたいにホンワカした優しい曲も作り上げられてしまうメロディメーカーさに、これまたオドロキ。おいちゃんってどういう方なんだろう、とブログを覗きに行ってみたら、ライブ中はどちらかというと口数少なめでらっしゃるのにもかかわらず、とってもフレンドリー&お茶目でらっしゃってこれまた仰天。その他、凍結前から今に至るまでの多彩な衣装遍歴だとか、オーケンMC無視の幽体離脱突入とかも含めて(笑)、おいちゃんの魅力はそのフリーダムな「多面体さ」だと思います。芸能界なんて、自分とは遠い遠い別世界にいる方でも、こんなに色々な側面を持つひとりの人間でらっしゃるんだって、自分にそれをはじめて認識させたのが、おいちゃんでした。でも、そのきらきらした多面体の全ての面の根底に相共通するのは、
「楽しもうよ(みんなで)!」
……ってことだと、私は、思うわけで……
 

最後に。
本城さん! お誕生日と、デビュー20周年おめでとうございます! 筋少に出会って、そして本城さんの笑顔に出会って以来、今まで知らなかった色々な経験をすることができました。そうなんです、前までは考えられなかった「楽しいこと」が沢山なのです! みんな本城さんと、本城さんが守ってくださった筋少のおかげです。ありがとうございます! 大好きです! どうかくれぐれもお体にお気をつけて、今後も素敵な曲を作り続けていってください〜!



わー。自分の文章読み返したら熱入りすぎてて恥ずかしくなってきちゃった……でも公開する! それが私のジャスティス!
お祭りだから許してください……(笑) 楽しかったです、ハイ!

*1:レティクル座妄想』ツアーパンフレットより